黒大豆(黒豆)の出番は正月のおせち料理だけではありません。
年間を通じてスープや煮豆で摂取することにより、多岐にわたる健康効果が期待できます。
黒豆に含まれているトリプシンインヒビターはインスリンの分泌を良くする働きが有ります。ただこの物質は熱に弱いので低温で煮出したスープがよい。これが糖尿病用で左の薄い色の煮汁です。
一方、高血圧に対しては充分加熱してもかまいません。右の濃い色のもので、飲みますと血管の筋肉をしなやかにし、広げます。同時に血管を流れる血液の粘りをとることで、血圧が下がります。(*)
* 野崎 豊 「黒豆のすばらしい効果」より